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飲食店セルフオーダーシステムの価格と選定法

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【メーカーが語る】セルフオーダーシステムの費用/価格とコスト削減につながるシステム選びをご紹介

セルフオーダーシステムの価格は、「初期導入費用」と「ランニングコスト」で構成されています。
また、これらを合算した金額に影響する要素としては、「システムの種類」「機能性」「カスタマイズ性」「サポート体制の有無」などがあります。

セルフオーダーシステムの導入により、業務効率化やコスト削減、顧客満足度の向上など、さまざまなメリットが見込めます。
業務効率化と顧客体験の向上を目指して、多くの飲食店がこのシステムの導入を検討しています。

この記事では、セルフオーダーシステムの価格構成や選定法などについて、ご紹介いたします。

セルフオーダーシステムの価格範囲

セルフオーダーシステムの価格は、「初期導入費用」と「ランニングコスト」で構成されています。
また、これらを合算した金額に影響する要素としては、「システムの種類」「機能性」「カスタマイズ性」「サポート体制の有無」などがあります。

初期費用とランニングコスト

セルフオーダーシステムの費用は、初期導入費用とランニングコストに分けられます。
初期導入費用にはハードウェアの購入費用やソフトウェアのライセンス費用などが含まれ、ランニングコストにはシステムのメンテナンス費用や月額使用料が含まれるのが一般的です。

これらを合算した総費用は、選択するシステムの種類や提供業者によって大きく異なります。

価格に影響する要因

セルフオーダーシステムの価格に影響を与える要因には、以下のようなものがあります。

システムの種類
セルフオーダーシステムには、タブレット型(iOS版・Android版)やキオスク型、スマートフォンアプリ型などがあり、これらシステムの種類によって価格は異なります。

機能性
セルフオーダーシステムには、メニュー表示、注文機能の他、スタッフ呼び出し機能やおすすめ通知機能などの様々なオプション機能などがあります。
搭載された機能の数や、各機能が高性能なものかどうかによって、価格が左右されます。

カスタマイズ性
メニューのデザインやシステムのユーザーインターフェースをカスタマイズする場合、追加費用が発生する場合があります。

サポート体制の有無
アフターサポートやシステム更新の提供範囲によってもコストは変動します。
サポート体制が基本料金に含まれているのか、それとも別料金なのかによっても変わってきます。
また、サポート対応可能時間なども各社によって異なります。

システム選定のためのチェックポイント

セルフオーダーシステムを選定する際は、以下の2つのポイントをチェックしましょう。

機能性と拡張性

セルフオーダーシステムを選定する際、最も重要なのは、その機能性です。
基本的な注文受付機能から、決済処理、顧客データの管理、プロモーションツールの統合まで、セルフオーダーシステムではさまざまな機能が提供されています。
これらのうち、自店舗に現時点で必要な機能が揃ったものを選びましょう。多機能過ぎても逆に使いづらく、コストパフォーマンスも下げてしまいます。

また、将来的なビジネスの拡大や新たなニーズの出現に対応できるよう、システムの拡張性も重要なチェックポイントです。新機能の追加やデータベースの拡張などに対応できるかどうかを確認しましょう。

サポート体制とアフターケア

システム導入後のサポート体制も、選定時に考慮すべき重要な要素です。優れたアフターケアは、システムの長期的な安定稼働を保証する上で欠かせません。

技術的な問題や操作上の疑問が生じた際に迅速かつ的確なサポートを受けられるかどうかは、システムをスムーズに運用する上で不可欠です。
また、定期的なシステムアップデートやセキュリティ対策の提供があるかも確認しましょう。
その他、飲食店は特に土日祝日や深夜帯に営業される店舗も多いので、飲食店に特化したサポート体制を提供会社もあるため、ご自身の店舗運営に合ったサポート体制のあるか見極めておくことも大切なポイントです。

システム導入によるコスト削減効果

セルフオーダーシステムの導入には費用がかかりますが、長期的な視野で見ると、それ以上にコスト削減効果の方が大きいケースが多いようです。
セルフオーダーシステムによって、どのようなコストを削減できるでしょうか?

人件費と時間の節約

まず、セルフオーダーシステムの導入は、飲食店における人手不足問題や人件費の削減に大きく貢献します。

お客様が直接、注文できることで、ホールスタッフの負担が軽減され、より少ない人員で効率的な運営が可能となります。
また、タブレットでオーダーすることで瞬時に注文内容がキッチンへと連携されるため、注文から配膳までの時間が短縮されることで、料理提供待ちの時間が減少でき、回転率の向上にも繋がります。

これらの効果は、特に人手不足が問題となっている現在の飲食業界において、飲食店運営の効率化を実現する重要な手段となるでしょう。

注文ミスの減少と廃棄率の低減

セルフオーダーシステムの導入によって、注文ミスを大幅に減少させることができます。
お客様が自ら注文内容を確認し、直接入力することで、注文ミスや聞き取り間違いが圧倒的に減少されます。
これにより、注文間違いによる食材の無駄遣いや廃棄率ダウンが期待でき、コスト削減に繋がります。

セルフオーダーシステム導入後の運用と管理

セルフオーダーシステムを導入した後は、効果的な運用と管理が成功の鍵となります。

セルフオーダーシステムの日常的な管理

日常的な管理には、システムの定期的な更新、メニューの更新、注文しやすいメニュー構成の改善などがあります。
これらを怠らずに実施することで、常に最適な状態でセルフオーダーシステムを活用できます。
この時、お客様からのご要望を収集し、それらを運用やシステム改善に活かすという視点も重要になってきます。

また、効率的な運用を実現するためには、スタッフがシステムを適切に操作できるよう、定期的なトレーニングを実施することが大切です。

トラブルシューティングとサポート

どんなに優れたシステムでも、運用中には予期せぬトラブルが発生する可能性があります。
そのため、迅速なトラブルシューティングと信頼できるサポート体制の確保が不可欠です。

セルフオーダーシステムのベンダーが24時間体制のサポートを提供しているか、トラブル発生時に迅速に対応できる体制が整っているかを、事前に確認しておくことが重要です。
さらに、基本的なトラブルシューティングは自店舗で行えるよう、適切なトレーニングと迅速なサポート体制も必要です。

まとめ

飲食店向けセルフオーダーシステムの導入は、店舗運営の効率化と顧客サービスの質の向上に大きく貢献します。しかし、その価格と選定には慎重な検討が必要です。

選定の際は、単に価格だけでなく、機能性や拡張性、サポート体制といった複数の要素を総合的に検討することが求められます。これに加えて、効果的な運用管理、迅速なトラブルシューティングが、セルフオーダーシステム導入の成功を左右します。

また、費用対効果を出すためには、システムを駆使するための知識習得やスタッフへの適応指導、システムに併せた運用オペレーション面の改善なども重要となってきます。

これらの考慮事項を基に、自店に最適なセルフオーダーシステムを選定し、効果的に導入することで、飲食店は新たな成長・価値を得られることができると考えられます。
本記事で紹介したポイントを参考に、ぜひ、自店に最適なセルフオーダーシステムを選定し、飲食店経営のさらなる発展を目指していきましょう。

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